欲しいものは造幣局

ずっと寂しかったんだ

SMKMに行くまでの話 -準備編-

2022年11月14日、CIXがワールドツアーを行うことが発表された。

Save me,Kill me。FIXがCIXさんを目の当たりにした時の感情をツアータイトルにされるとは思いもよらなかった。仰る通りです。

f:id:amefuriskipsan:20221115221033j:image
f:id:amefuriskipsan:20221115221030j:image

年末韓国で行われる公演を皮切りに、1月はヨーロッパを回って3月にはアメリカに渡る。おそらく2月はカムバックか休息に充てられ、アジア、日本公演はand moreに含まれているのだろう。後半の文章は完全に希望的観測だが、どうかそうであってほしい。

 

12/30,31というスケジュール、年末も年末である。そんな年末に単独やる!?と思いながらも、ちょっと笑っちゃうくらいわくわくしてしまった。年の暮れに韓国に渡って好きなアイドルの単独コンサートに行って、韓国で年を越す。今までの人生でこのような経験は一度もなく、この機会を逃すと多分後にも先にももうない気がする。せっかくそんな特別な経験をするのなら、CIXさんのコンサートが良い。

この時点でまだ確実な休みもチケットも手元にないというのに、その日のうちに往復のエアを予約した。念には念をと12/29〜1/1で予約。デビューショケを観に行った3年前の限界スケジュールが遠く感じる。

金浦着にしたかったこと、最安値だったことからチェジュ航空にしたのだが、往復で7.0ほどかかってひっくり返りそうになった。年末年始+本数が少ない故の高値ダブルパンチ....決済の際一瞬躊躇ってしまったが、乗らないと韓国に着かないためなるほど〜了解で〜すと言いながら予約。クレジットカードって本当にありがたいですね。

*このあとなぜか予約していた便の価格が突然下がったので再予約した。往路を仁川着に変えたりポイントを使ったりしたことでキャンセル費込みで5.0あたりまで抑えられた。

 

なぜだか分からないが、ツアーが発表された瞬間から私の中で私がコンサートに行くことだけは決定していた。その場にいなきゃ、ではなくいるんだろうな、という比較的穏やかな予感が自身に流れていた。これは使命感とかとはまた違う感覚で、このブログに行き着いた方であればこの感覚は大体分かっていただけるように思う。

正直ヨーロッパ公演もかなり魅力的だったが、金銭面でも精神面でも相当疲弊することが容易に想像できたためソウル公演に集中することにした。もっとパワーが欲しい。いろんな面で。

 

 

チケッティングはインターパークグローバルで11/21の18時から開始された。FC先行から始まるというのを聞いてそうなんだ!と新鮮に驚いたが、思い返せば自分が参加できていなかっただけで前からそうだった気がする。なんだかんだで本国FCの恩恵は受けていなかったので嬉しい。

多少焦りはしたものの、1時間ほどで2日分のチケッティングは無事完了。韓国の方はキャンセル手続きが簡単なので、一度売れたチケットの戻りが発生する。30日のチケットは戻りを確認してはキャッチアンドリリースを繰り返し、整理番号を早めることができた。

*再度取り直すためには一旦手持ちのチケットを手放す必要があるためギャンブル感が強かった

 

 

チケットとエアは押さえた。休暇申請も上司が弊社の最終出勤日を把握していなかったためあっさり通った。

残すは宿の予約と様々な申請及び調達である。ここがかなり億劫だったのだが、今思い返すと一つひとつはそこまで手間でもなかったように思う。

渡韓の準備、申請系に関しては本当にTwitterにお世話になった。渡韓した方々によってある程度情報は更新されるし、情報がまとめられている。愛してるよTwitter。「渡韓 準備」でまず調べて、その次に「K-ETA 申請 」などそれぞれのワードで検索すると理解しやすい。

*2022年年末時点の情報ですが、まとめツイートを貼っておきます。準備について書いておきたかったことをまとめることができたので良かった。

Twitterに書いてない話をいくつかここに書いて準備編は締めたいと思う。

 

○ホテル

ホテルは3泊続けて泊まれる場所が全くなく、ドミトリーを予約した。3泊14,000円とドミトリーにしては高めだが、最寄駅が3つある立地だったため値段については満足している。冬場の徒歩移動はなるべく避けたいので助かった。前回1人で韓国に行った時は1人部屋である程度快適に過ごせたためちまちまと探してはいたが、ちょっと高いかちょっと汚いかのどちらかだった。結果的に快適に過ごせたので良かったのだが、次は1人部屋に泊まりたいなとは思う。

 

○防寒具

私は寒がりかつめんどくさがりかつ守銭奴なので、毎年寒がりながらもその時持っているもので無理やり耐え忍んでいた。そのため今回の準備で1番お金がかかったのも防寒具だといえる。とはいえ必要経費なので今後も使っていきたい。

会社の先輩に冬に渡韓することを伝えると、間髪入れずに「頭守らないと持ってかれるよ」と言われたのでバケットハットと耳当てを購入した。無論この文脈で持ってかれるのは体温や熱なのだが、やけにストイックな言い方で面白かった。アスリート?

 

○靴

私はキャンバス生地のスニーカーしか持っていなかったので、今回の渡韓のためにハイテクスニーカーを買った。30日の公演はスタンディングだったので、疲労を軽減しながら少しでも視界が良くなればと思いNIKEのTC9700を選んだ。多分ソールは3cmくらいある。横からのフォルムが最高にかわいいのだが、小さめな作りなため25.5cmを買うことになった。

長年ぼんやりとゴツいスニーカーが欲しいと思っていたので、ここで思い切って買うことができて良かった。

 

 

大きな忘れものは特になかったが、矯正用マウスピースを持っていくのを忘れた。悔しい。

 

 

 

渡韓後の話に続く